基礎という言葉に隠れた罠

芸能の世界でも、基礎という言葉がよく使われます

 

でも、基礎って何か説明できますか?

 

一絡げに基礎といっても色々な基礎があります。

 

音楽で言えば、弾き方、理論、楽器の歴史、作曲者の歴史

 

私も華やかに見える応用より、基礎みたいな武骨な方が好きですが、ちょっと考えてみて下さい

 

音楽の歴史や理論を学んだところで、本当によい曲って作れると思いますか?

 

知見が深いのは良いことですが、曲の良さには直結しません。

 

これは良さ というのが曖昧で主観的(感想)なものだからです。

 

わかりやすく言うと、音楽理論を知らないで作曲して売れている人もいる ということです。

 

私は何度もこのブログ内で売れてる=良さではない と言っていますが、資本主義の世の中に毒されると、多くの人は 売れている=良さであると語解をします。

 

役者の養成所でも、基礎が大事ということが繰り返し実しやかに言われますが、

 

そんなものがあろうがなかろうが、売れなければ芸能事務所という株式会社の社員(形式は契約ですが、いいように使われるのでほぼ社員として)としては利益になりません。

 

芸能でやりたければ、基礎<目先の利益、SNSであれば自由 ということが言えますね