日本には本質的には詐欺と変わらないけれども、法律上には抵触しないものがあります。
その一つが、芸能とよばれるものです。
事例はいくつもありますが、例を挙げると、広末涼子さんがタイムリーで分かりやすいですね
皆さんは普段、世間をどの様に見られているでしょうか。 特に何も考えていない、楽観的に見ている人や、専門的に見ている人、お金の流れを見ている人など沢山ありますね。
”芸能事務所”といっても、”株式会社”です。商品を販売し、利益を発生させ、株主総会を開き、筆頭株主たちを満足させなければなりません。
日本の多くの人が見落としがち(アメリカでは小さい頃から安く購入したチョコを利益を上乗せして身内に販売するといった教育がされていたりします)なのですが、
音楽、芝居、絵そのもので食べている訳ではありません。
経理の人が居て、宣伝をし、マネージャーが居て、社長が居て、事務所の名前というブランドがある
つまり、芸能事務所で言うところの商品はタレント、”広末涼子”なのです。
広末涼子さんという商品を”清純”とアピールしてプロモーションしたにも関わらず不倫が報道されてしまい、実は”不純”だった
清純という商品が実は不純だったのだから、これは本質的には詐欺と一切変わりありません。
(※不倫は民法ですから犯罪ではないですし、刑法であっても当事者間の問題であり9割の人は関係ないので個人的には、広末さん本人を責めているつもりはありません)